楽天 美馬 旧友稀勢の里からのエールに復活誓う「頑張る」

[ 2019年1月17日 09:06 ]

楽天・美馬
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 楽天の美馬学投手(32)が16日、旧友からのエールを胸に、昨年8月に受けた右肘手術からの復活を誓った。中学時代に投げ合った同い年のライバルで、親交のある大相撲の横綱・稀勢の里(32)が引退を表明。横綱の重責に見合う成績を残すべく、もがき続けた稀勢の里をねぎらった際、復活を目指す自身は背中を押されたことを明かした。

 旧知の横綱の引退。美馬はこの日の朝、本人から知らされた。SNSで「引退することを決めました」と連絡を受け、「お疲れさまでした」と返信。エールまでもらった。

 「僕が復活できるように祈っているという言葉ももらったので“頑張る”と返しました」。同じ茨城県出身で藤代中時代に当時、長山中のエースで4番だった稀勢の里と投げ合った。それから15年以上の付き合いである。

 「ビックリしました。連敗中、あれだけ(周囲から)言われてきた中で、ここまでやってきたのは本当に凄いと思う。(横綱という)重圧の中で頑張っている姿を見て、こっちも頑張らなきゃと思わせてくれた。寂しいですね」。昨年8月、大相撲の仙台巡業の際には食事をともにした。「復活できるように頑張る」――。決意の言葉を聞いていただけに、心も痛んだ。

 2年前の17年。3月に自身初の開幕投手を務めることが決定したことを報告すると、横綱となり初めて迎えた春場所で優勝した稀勢の里から「一緒に盛り上げよう。一緒にフィーバーしよう」と激励を受けた。同年は自身初の2桁勝利となる11勝を挙げ、過去最高のシーズンを送った。

 しかし、昨季は8月に高校時代から6度目となる右肘の手術を受け、後半戦を棒に振ってわずか2勝に終わった。復活を目指す今季。「業界は違えどトップ。憧れの存在だった」という横綱からの激励に応える成績を残すつもりだ。

 きょう17日から仙台で自主トレを行う予定で「調整は順調です」。この日、2月1日からの久米島キャンプのメンバーが発表され、1軍スタートが決まった。「(稀勢の里に)良い姿を見せられるように頑張りたい」。復活の白星は、無念の引退となった旧友に贈る。 (黒野 有仁)

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