矢野監督期待の4番候補 大山「軸となって試合に出ていかないと意味がない」

[ 2019年1月17日 05:30 ]

室内練習場で打撃練習をおこなう大山(撮影・大森 寛明)
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 阪神・大山悠輔内野手(24)は16日、春季キャンプ地となる沖縄のかりゆし宜野座で梅野、岩貞、岩崎、陽川と行う合同自主トレーニングを公開。さらなる飛躍が期待される3年目の目標に、主軸としての全試合出場を掲げ、矢野監督も期待する4番にも意欲を示した。

 凜々(りり)しい表情そのままの決意表明だった。大山は今季の意気込みを問われると力強く言い切った。

 「1年通して良い成績を残せるようにやらないといけないと思っている。1年間(チームの)軸となって戦えるように頑張りたい」

 「軸」という言葉に24歳の覚悟がにじんだ。右の長距離砲として期待され、2年目の昨季は117試合出場で打率・274、11本塁打、48打点。レギュラー完全奪取まではいかないが「開幕三塁」の最有力候補の立場は揺るがない。「1年間試合に出続けることが目標というか、全試合に出て活躍することが目標。それに向けしっかりできたらと思う」。中軸としてシーズン完走を頭に思い描いた。

 矢野監督は昨秋キャンプ中に「来年(大山)悠輔が4番になってくれたら俺たちもうれしいこと。チームとしての信頼とか姿勢とか、いろんなことが問われてくる打順だと思うから」と話し、生え抜きの4番を任せられる逸材と見込む。

 新人だった17年9月1日の中日戦で4番に座り、昨季もシーズン終盤は4番に固定された。“特別な場所”を肌で感じ、指揮官からの期待の言葉にも「1、2年目に経験させてもらって、4番でしかできない経験もある」と前向きに捉えた。

 球団で全試合、三塁先発出場したのは10年新井が最後で「4番・三塁」での全試合先発となれば85年掛布を最後に遠ざかる。大山が目標を達成すれば、チームの上昇も間違いない。

 沖縄自主トレも第2クールに突入。この日も濃密な5時間を過ごした。「(本州と)暖かさが違うので、やりたいことができる。(先輩との)上下関係というところは緊張感を持ってやれている。強度を上げてキャンプへ準備したい」と充実感を漂わす。「2年間やらせてもらって、試合に出させてもらった経験はある。軸となって試合に出ていかないと意味がない」。軸となり、有言実行の1年にする。(遠藤 礼)



 ○…阪神でシーズンの全試合に三塁手で先発したのは、10年の新井貴浩が最後。打順は4番が118試合、5番が26試合だった。「4番・三塁」で全試合に先発は、85年の掛布雅之までさかのぼる。130試合にフルイニング出場し、打率・300、40本塁打、108打点でチームを21年ぶりのリーグ優勝に導いている。

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