立大始動 ドラフト候補の捕手・藤野 二塁送球1秒75の強肩でリーグVだ

[ 2019年1月17日 17:10 ]

 東京六大学野球の立大が17日、埼玉県新座市内の同大グラウンドで始動した。

 今秋ドラフト候補で昨夏日本代表入りも果たした主将の藤野隼大捕手(3年、川越東)は、昨年12月に行われた大学日本代表候補合宿で二塁送球1秒75をマークしていたことを明かした。走者なしの状態からの計測とは言え、甲斐キャノンことソフトバンクの甲斐に匹敵するタイム。「ストップウォッチが壊れてたんじゃないかと思うんですが」と苦笑いしながらも「(同じくドラフト候補の)東海大の海野とかもいた中で良いタイムが出たのは良かった」。

 エース左腕・田中誠也投手(3年、大阪桐蔭)とのバッテリーも3年目に突入。円熟味を増した駆け引きにも期待したいところ。田中誠が「藤野はプロに行けると思うから、藤野を良いキャッチャーに見せられるような投球をしたい」と思いやると、藤野も「誠也の良さをしっかり引き出したい」と意気込んでいた。

 チームは、18年ぶりのリーグ制覇と59年ぶりの日本一を達成した17年春以来優勝から遠ざかるだけに「経験を下の代につないでいくことも大事。リーグ優勝したい」と覇権奪回を誓っていた。

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2019年1月17日のニュース