広島 小園 非凡な脚力も「もっと速い選手もいる プロでは走れるように」

[ 2019年1月17日 05:30 ]

合同自主トレでダッシュをする小園
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 広島のドラフト1位・小園(報徳学園)が非凡な脚力を見せつけた。16日に廿日市市の大野練習場で行われた合同自主トレに参加。新人8選手が計測した30メートル走でタイムは非公表ながら同7位の羽月(神村学園)とともにトップ2入りを果たした。担当した宮本健志トレーナーは「相当速い」と驚いたが、当の本人が「昨日の下半身のトレーニングで足がパンパンだったので、あまり速くはなかった」と不満顔を見せたことで能力の高さが浮き彫りになった。

 50メートル走5秒8の俊足だが「高校のときはあまり盗塁をできていなかった。公式戦なら10個くらい」。高校時代は走塁技術の追求まではできていなかったこともあり「フォームを固めたい。加速も必要だけど、スタートが一番大事だと思う」と貪欲。「もっと速い選手もいる。プロでは走れるようにしたいです」と“走れる男”襲名に意欲を示した。

(河合 洋介)

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2019年1月17日のニュース