FA宣言選手を公示 丸、浅村、西、炭谷の去就に注目 15日から交渉可能

[ 2018年11月14日 16:38 ]

左上から時計回りに浅村、丸、炭谷、西
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 プロ野球のフリーエージェント(FA)宣言選手が14日、コミッショナーから公示され、西武の浅村栄斗内野手(28)、オリックスの西勇輝投手(28)、広島の丸佳浩外野手(29)、西武の炭谷銀仁朗捕手(31)、西武の中村剛也内野手(35)の5選手が名を連ねた。15日から所属した球団以外との交渉が可能になる。

 国内FA権を行使したのは丸、浅村、西の3人。海外を含めた全ての球団と交渉が可能になる海外FA権を行使したのは炭谷で、中村は海外FA権を行使しての残留が決まっている。

 丸は今季、打率・306でいずれも自己最多の39本塁打、97打点をマークし、広島のリーグ3連覇に貢献。広島は球団は4年契約で出来高払いを含めて総額17億円を打診している様子。宣言残留も認めているが、巨人が25億円超、丸の地元・千葉に本拠を置くロッテも20億円規模の資金を用意していると見られ、リーグ屈指のスラッガーの争奪戦に発展しそうだ。

 また、浅村はプロ10年目の今季は自己最多の32本塁打、127打点をマーク。主将としてリーグ優勝に導いたチームへの愛着も強く、会見では「今の自分があるのもライオンズのおかげ。ここを最優先に考えている」と繰り返し悩める胸中を吐露したが、はソフトバンク、オリックス、楽天が興味を示している。

 西は今季初の開幕投手を務めるなど先発陣では唯一ローテーションを守り、自身5度目の2桁10勝をマーク。オリックスもシーズン終了後に残留交渉。既に4年総額8億円の複数年契約を提示しており、宣言残留も認めているが、阪神とソフトバンクが獲得に興味を示している。

 炭谷はプロ13年目の今季は47試合の出場に止まったが、巨人などが興味を示している。

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2018年11月14日のニュース