由規、楽天入り濃厚に 28歳育成契約へ 地元でもう一花

[ 2018年11月14日 05:30 ]

ヤクルト・由規
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 ヤクルトを戦力外となった由規投手(28)の楽天入りが濃厚となっていることが13日、分かった。

 球団関係者は「元々持っている力は高い。肩の状態さえ戻れば十分に戦力になる」と話し、育成契約での獲得を検討。この日、12球団合同トライアウトが終了し、自由契約選手との契約が可能となる。由規も現役続行を希望しており、支障はない。

 プロ11年目の今季は7試合に先発し、1勝2敗、防御率4・46。6月2日の楽天戦で右肩に違和感を訴え、翌3日に出場選手登録を抹消された。その後も右肩の状態が上がらず、実戦登板はなかった。現在はキャッチボールを再開。8日の時点で約40メートルまで距離を延ばしている。なお、今回のトライアウトには参加しなかった。

 楽天は地元の仙台育英出身で甲子園を沸かせた由規を07年の高校生ドラフト1巡目で指名したが、5球団の競合の末に逃していた。日本ハム・大谷(現エンゼルス)に塗り替えられるまで日本人最速の161キロを誇った快速右腕の獲得が、12年越しで実現する。

 戦力外通告を受けたときの会見で「ボロボロになるまで野球をやりたい」と涙ながらに話した由規。高校卒業まで18年間を過ごした故郷・仙台で復活を目指すことになる。

 ◆由規(佐藤由規=さとう・よしのり)1989年(平元)12月5日生まれ、宮城県出身の28歳。仙台育英では2年夏から3季連続甲子園出場。5球団競合の末、08年高校生ドラフト1巡目でヤクルト入団。10年に日本人投手最速(当時)の161キロを計測するなど、自己最多の12勝。11年9月に右肩痛を発症し、12年から4年間は1軍登板なし。15年11月に育成選手で再契約し、16年7月に支配下選手に復帰した。1メートル79、80キロ。右投げ左打ち。

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