星稜 27年ぶりV逃すも…奥川貫禄3K 奪三振率は驚異14・63

[ 2018年11月14日 05:30 ]

明治神宮野球大会第5日・高校の部決勝   星稜1―2札幌大谷 ( 2018年11月13日    神宮 )

2番手で力投する星稜・奥川(撮影・郡司 修)
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 神宮大会の高校の部で、星稜(石川)は決勝で札幌大谷に惜敗し、松井秀喜氏を擁した1991年以来27年ぶり3度目の優勝を逃した。来秋ドラフト1位候補の最速150キロ右腕・奥川恭伸投手(2年)は2番手で登板し、1回1/3を無失点。打線が1安打と振るわなかった。札幌大谷は初出場初優勝。北海道地区は来春選抜大会の「神宮大会枠」を獲得し、同地区の枠は2となった。

 一歩届かなかった。1―2の9回1死一塁。奥川が二ゴロ併殺に倒れ、最後の打者になった。松井秀喜氏を擁した91年以来27年ぶり3度目の頂点を狙ったが、歓喜に沸く札幌大谷を笑顔で祝福した。

 右翼の守備位置からマウンドへ向かった。逆転された直後の7回2死一、三塁。「開き直って三振をとるつもりでした」。渾身(こんしん)の外角145キロ直球で空振り三振を奪った。1回1/3を無失点。直球の最速は148キロを計測し、3三振を奪った。

 敗れたが、大会の主役だった。1大会の奪三振数は05年の駒大苫小牧・田中将大(現ヤンキース)の47(4試合)が最多。奥川は3試合で26個を数え、奪三振率14・63は田中の14・1をしのぐ。球速を変える直球は3段階仕様で緩急を使った投球も光った。

 「自分の力が全国でも通用したと思います。来年の選抜で1位をとりたい」。冬のテーマに体づくりやフォーム改造、変化球と直球の質向上を掲げる。「やることはたくさん」。多くの宿題を抱え、雪辱の春をにらんだ。

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