マエケン「幸せな時間」凱旋登板２回０封　かつての本拠で快投

日米野球第４戦   ＭＬＢ選抜３―５侍ジャパン （ 2018年11月13日    マツダ ）

＜ＭＬＢ選抜・侍ジャパン＞先発の前田は２回を無失点に抑える　（撮影・奥　調）
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　充実感に満たされた凱旋登板。先発したＭＬＢ選抜の前田は「久しぶりにこの球場で投げることができて幸せな時間だった。日本のファンの前で投げられたのもうれしかった」と笑顔で振り返った。

　３年ぶりのマツダスタジアム。大歓声に迎えられてマウンドに向かうと、しゃがんで右手でプレートに触れた。初回２死で対戦した同学年の柳田をこの日最速タイの１４９キロ直球で遊ゴロ。２回を投げ終えた後、ベンチに戻って「もう１人！」と同期の会沢との対戦を希望した。願いはかなわなかったが、２回を１安打無失点に抑え「成長した姿を見せられた」と胸を張った。

　新人王を獲得した大谷には「二刀流という両方をやる選手がいない中で１年目から成功を収めた。同じ日本人として誇りに思う」と祝福した。大谷とは今季２打数無安打。先輩メジャーリーガーの貫禄を示し、凱旋登板も貫禄たっぷりだった。　（柳原　直之）