【追球】右にも強い!ソフトB左腕・嘉弥真 今季対右打者は17打数無安打

[ 2018年11月2日 09:30 ]

SMBC日本シリーズ2018第5戦   ソフトバンク5―4広島 ( 2018年11月1日    ヤフオクD )

<ソ・広>7回2死一、二塁、新井は代打で出場するも嘉弥真の前に三ゴロに倒れる(撮影・大森 寛明)
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 失投でも抑えられる強さがある。1点リードされた7回2死一、二塁。左打者の松山を迎え、ソフトバンクは3番手として左腕・嘉弥真がマウンドに上がった。ここで広島ベンチは右の代打の切り札・新井を送った。敵地かと間違うほどの大歓声だったが、嘉弥真には自信があった。

 「外を狙ったスライダーが中に入ったけど、抑えられてよかった。右打者の方が、僕は腕が振れるんです」

 1ボールからの127キロスライダーは、内への逆球になった。ただ、威力は十分あった。打たれれば、今シリーズの流れを持っていかれる。絶対に打たせてはいけない男を、ボテボテの三ゴロに打ち取った。

 左打者には決め球のシュートが抜けた場合、死球になる危険性があるが、右ならば思い切り投げ込られる。「球の強さがある。かわすタイプではない」と倉野投手総合コーチも証言する。実に今季の対右打者は17打数無安打の被打率.000。左の変則投手だが、「左には右」の常識は通用しない。 (福浦 健太郎)

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