巨人ドラ2増田 いざ!坂本勇の道 指名あいさつで背番号61を希望

[ 2018年11月2日 05:30 ]

指名あいさつを受け会見を行った(左から)金沢監督、増田、青木スカウト、長谷川スカウト部長(撮影・荻原 浩人)
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 巨人のドラフト2位・増田(明秀学園日立)が、同校で長谷川国利スカウト部長らから指名あいさつを受けた。同校を指揮するのは光星学院(現八戸学院光星)監督時代に坂本勇を育てた金沢成奉監督。増田は希望の背番号を「61番。坂本選手が入団したときの背番号なので。最終的には6番をつけられるような選手になりたい」と憧れを口にした。

 高校通算34本塁打を誇る強打の遊撃手で、球団も来季31歳シーズンを迎える坂本勇の「後継」として期待する。指名あいさつ後、金沢監督を通じて坂本勇から電話越しに「おめでとう。楽しみにしてるよ」と声も掛けられた。同じ右打者で、逆方向に大きい打球を打てることも相通じる。初球からフルスイングする強心臓も持ち合わせ、同監督は「坂本が柔なら、増田は剛。バッティングは同じくらいの能力」と評した。

 「坂本2世」は、まだ映像でしか見たことのない大先輩との初対面を想像し「夢のよう。目標にして、いつかは超したい。将来の目標はトリプルスリー」と目を輝かせた。 (神田 佑)

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2018年11月2日のニュース