阪神・藤浪、2年ぶり完封勝利で通算50勝!高卒6年目での達成は江夏以来49年ぶり

[ 2018年9月29日 17:09 ]

セ・リーグ   阪神4―0中日 ( 2018年9月29日    ナゴヤD )

阪神先発・藤浪のピッチング (撮影・成瀬 徹)    
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 阪神・藤浪晋太郎投手(24)が29日、中日23回戦(ナゴヤD)で先発し、中日打線を5安打に抑えて、2016年6月2日の楽天戦以来2年ぶりの完封勝利を挙げた。今季5勝目で通算では50勝目。

 9月16日、藤浪は一軍に復帰すると、DeNAと広島相手に連勝。続く中日戦でも勝ち、今季初の3連勝で通算50勝を決めた。

 藤浪は2012年のドラフト1位で阪神入り。1年目から10勝、11勝、14勝と3年連続で2ケタ勝利を挙げた。4年目に7勝と初の1ケタ勝利で終わると、翌年以降は勝ち星が伸びず、2軍行きも多く経験。それでも、ここ最近は復調の気配を見せていた。

 阪神の投手で入団6年目までに50勝に到達したのは、99年藪恵壹の“6年目54勝”以来19年ぶり。高卒入団では69年江夏豊の“3年目52勝”以来49年ぶりで、右投手に限れば57年小山正明の“5年目55勝”以来61年ぶり。さらに1965年のドラフト制以降では藤浪が初めての達成者となった。

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