大谷 新人王へラストスパート 残り2試合へ「理想的なのは全部ホームラン」

[ 2018年9月29日 19:38 ]

ア・リーグ   エンゼルス8―5アスレチックス ( 2018年9月28日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>3回1死二塁、二塁打を放つ大谷(撮影・会津智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は28日(日本時間29日)、本拠地でのアスレチックス戦に「4番・DH」で先発出場し、2回に左前打、3回に右翼線二塁打、7回に適時内野安打を放ち、今季4度目となる猛打賞を記録した。3安打2打点でチームの4連勝に貢献した。2回には三盗も決め、自身初のシーズン2ケタ盗塁もマークした。

 大谷との一問一答は以下の通り。

 ――3安打2打点。

 「無駄なく得点できて良かったと思います」

 ――満足度は。

 「先頭でも出塁しましたし、還すところでも還せたので、まあ良かったのかなと思います。外野フライもしっかり初球から、代わったピッチャーでしたけどしっかりスイングできたのも良かったと思います」

 ――メジャー10個目の盗塁について。

 「来年に向けてしっかりと走るところで走れればもっともっと得点できる機会も多くなるんじゃないかなと思うので、つないでやっていければと思います」

 ――20本塁打、10盗塁は日本選手初。

 「特にまだ振り返ってはいないので、終わるまでは本当に何もないかなと思うんですけど、今日の打席の内容をしっかり明日につなげたいなと思います」

 ――左腕から結果を出した。

 「今日のシチュエーションはもうゲッツーさえ打たなければ得点できるシチュエーションだったので、そこだけ意識して、結果的にヒットになってくれて良かったと思います」

 ――ファーストストライクからしっかり振れている。

 「どの球種とかどのカウントとか関係なく、とりあえずストライクゾーンに来た球をしっかりヒッティングするというのは基本だと思うので、初球でも3ボールでも基本的にはそういう気持ちでいきたいなとは思ってます」

 ――左腕は8球ともスライダーで全部同じ球種だったが、追い込まれた後、心理的には。

 「いつインコースの真っすぐが来るのかなと、それだけ考えていたので、何とかカーブをある程度のボールゾーンで。空振りはしてなかったので、そのままでいこうかなと思ってました」

 ――10個目の盗塁。相手投手のモーションは少し大きかった?

 「そこしか見ていないので。クイックのタイムが早かったら、もうそれはできないですし。僕がピッチャーでも、ある程度のタイムを出していればあとキャッチャーに任せればアウトになると思って投げているので。そこ次第かなと思います」

 ――盗塁は9より10の方が気持ち的にも違うか。

 「1個より多く成功出来た方がいいのかなと思いますし。それだけ1死三塁も作れたので。ヒットじゃなくても得点できるシチュエーションにももっていけるのはすごく良いことだと思います」

 ――あと2試合。理想的な終わり方は。

「理想的なのは全部ホームラン打てば、それが一番勝ちにつながるんじゃないかなと思います」

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2018年9月29日のニュース