勇気届け!ウイン北広島17年ぶり4強 投打に隙なし8回コールド

[ 2018年9月13日 05:30 ]

スポニチ後援第43回全日本クラブ野球選手権大会第3日・準々決勝   ウイン北広島8―1ゴールデンリバース ( 2018年9月12日    メットライフドーム )

<ゴールデンリバース・ウイン北広島>3回2死三塁 先制の中前適時打を放つウイン北広島・横山(撮影・久冨木 修)
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 準々決勝4試合が行われた。ウイン北広島(北海道)は8回コールドでゴールデンリバース(秋田)を下し、17年ぶりの準決勝進出。6日未明に発生した地震の震源から近い距離に拠点を置くチームが、地元に勇気を届ける大会2勝目を挙げた。13日は準決勝と決勝が行われる。

 四死球で出塁し、失敗なしの5犠打で送って適時打。このパターンを続けて9安打で8得点を挙げた。そつのない攻撃での大勝に、主将の菅野は「もらったチャンスにつけ込めた。いつも通りの野球ができた」と胸を張る。投げては先発・咲山が、打たせて取る投球を徹底し6回無失点。「良いリズムをつくることができた」と攻撃に流れをもたらした。

 6日。午前4時半から始まる朝練習の前に地震が発生した。2日間の停電に食料不足。余震の恐怖の中で自宅待機を余儀なくされたが、菅野は「各自ができることをやってきた」と大会に備えた。

 初戦突破の反響は凄く、選手やスタッフの携帯電話にはメッセージが殺到した。それでも試合前、中村薫監督は「この1勝が重い1勝につながる。勝って北海道の人に勇気を与えよう」と選手たちを引き締め直した。自分たちの野球を貫けた大会2勝目。道民の心にも響いたに違いない。 (池田 翔太郎)

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