巨人・山口オーナー観戦もドロー “ゲレ1番、新守護神・山口俊”大胆采配「面白い」

[ 2018年9月13日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人1―1ヤクルト ( 2018年9月12日    東京D )

<巨・ヤ>1番にゲレーロ起用の大胆采配(撮影・荻原 浩人)
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 9回の1点リードを守り切れず、巨人が今季4度目の引き分け。延長では4敗4分けと勝ちがない。高橋監督が「もったいない。結果的に」と話したのが、初のセーブ機会で登板した山口俊の投球だった。

 1―0の9回1死から、3連続四死球で満塁。代打・宮本に中犠飛を許し、無安打で同点とされた。9月に入って先発から抑えに配置転換された山口俊も「一発があるのを意識しすぎた」と話した。

 それでも、大胆采配は投打にあった。「どういった形で点が取れるのかを考えた結果」とゲレーロを来日初の1番で起用。坂本勇を3番に置く攻撃的布陣を敷いた。投手では急性腰痛から復帰した2年目右腕・畠を今季初登板でも1点リードの8回に送った。

 観戦した山口オーナーは「(1番ゲレーロは)面白いと思いました。8回の畠と9回の山口俊と、惜しい結果だったけど、今後に期待」と評した。

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