阪神・大山 初の2戦連発 豪快3番弾!福留欠場救った

[ 2018年9月13日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神8―5中日 ( 2018年9月12日    甲子園 )

<神・中>4回1死一、二塁、大山は小熊から左越え3ランを放つ(撮影・大森 寛明)
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 阪神の大山悠輔内野手(23)が12日、中日戦で自身初となる2戦連発の6号3ランを放って勝利へと導いた。前日の同戦で負傷交代した福留が欠場。代役として3番に起用したベンチの期待に応えた。9月の月間打率は・438となり、2戦3本塁打という存在感。連敗を2で止め、3位・巨人とのゲーム差を1・5とした。

 代役3番がチームの危機を救った。リードを2点に広げた4回1死一、二塁。先発の小熊が投じた5球目だった。高めに浮いたスライダーを大山がジャストミートした。

 「追い込まれていたのでコンパクトにスイングしようと思っていました。自分の形で、しっかりとらえることができました」

 言葉とは裏腹にスイングは豪快そのものだった。打球の行方を追った大観衆も早々に確信した大飛球。長距離砲の名に恥じない手応え十分の一撃は、左翼ポール際へと消えた。2本塁打を記録した前日11日の中日戦に続き自身初の2戦連発。圧巻の6号3ランで中日を突き放した。

 「もちろん(福留さんの分までという思いは)ありました。勝ったことがすべてだったので良かった」

 勝利の瞬間だけは思わずほおを緩め、肩の荷を降ろした。前夜、福留が走塁の際に右太ももの張りを訴え、途中退場。チームのキャプテンも務める精神的支柱を欠く中での一戦だった。重責を担う形で、8月24日巨人戦以来となる3番起用。期する思いを胸に秘めて向かった打席で最高の結果をたたき出した。

 「(よくなった点は)ステップする時にスウェーがなくなっている。頭があまり動かなくなって、重心がしっかり残った状態で打てている」

 金本監督は好調の要因を明かした。打撃練習から状態は確実に上昇。その証しが9月1日のDeNA戦から8試合連続での先発起用だ。そんな首脳陣の起用に応えるように9月の月間成績は32打数14安打で打率・438。4本塁打10打点を誇っている。

 前夜は自身初の1試合2発に加えて、唯一の猛打賞で奮闘。ヒーローインタビューが確実視される中、9回逆転負けを喫していた。いわば、この夜は一日遅れのお立ち台。「いい状態で来ているので、もっともっと打てるように頑張ります」。今後の逆襲を虎党に誓った。

 入団以来、本塁打を放てば10勝2敗だ。チームの連敗阻止に加えて、福留欠場の穴を見事にカバーした。3位・巨人に1・5差。若き大砲の一発が、浮上を目指す金本阪神を後押しする。(山本 浩之)

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