中日・松坂 4479日ぶり甲子園で38歳バースデー勝利なるか 5回1失点で勝利投手の権利

[ 2018年9月13日 20:25 ]

セ・リーグ   中日―阪神 ( 2018年9月13日    甲子園 )

<神・中>先発の松坂(撮影・坂田 高浩)
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 中日の松坂大輔投手(38)が13日、甲子園球場で行われた阪神戦にバースデー登板。5回5安打1失点と好投し、勝利投手の権利を得て降板した。

 この日38歳の誕生日を迎えた松坂にとって、甲子園での公式戦に登板するのは西武時代の2006年6月9日に14奪三振で1失点完投勝利を飾って以来12年3カ月、実に4479日ぶり。横浜高校3年時の1998年に春夏連覇を果たした思い出の聖地でのマウンドは、連覇後の98年11月に生まれた19歳・才木(阪神)との投げ合いという、時の流れを感じさせる対決となった。

 初回にビシエドの二塁打で先制点をもらった松坂はその裏、3者凡退に仕留めて好発進。味方打線は3回に3点、4回にも1点と着実に追加点を入れて才木をKOし、松坂を強力バックアップした。

 5点リードに守られた松坂は4回、先頭の大山に左越え三塁打され、1死後に陽川の左越え二塁打で1点を失ったが、直後の5回には味方打線が満塁から武山の犠飛でもう1点。その裏、2死走者なしから連打され二、三塁のピンチを迎えたが、大山に外角のボール球を振らせて三振に仕留めて得点を許さず、この回を最後にマウンドを降りた。松坂の投球内容は5回で95球を投げ、5安打1失点。4三振を奪い、与えた四死球は2つだった。

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