中島「決めなあかん」と初サヨナラ弾!オリ 8年ぶりの7点差逆転

[ 2018年9月1日 19:07 ]

パ・リーグ   オリックス10―8西武 ( 2018年9月1日    京セラD )

ヒーローインタビューで笑顔の中島(左)とロメロ (撮影・奥 調)
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 36歳のオリックスの中島が、古巣・西武相手に初のサヨナラ本塁打。最大7点差をひっくり返す大逆転勝ちを演出した。

 オリックスは7―8と1点差で迎えた9回、ロメロ、吉田の連打で無死二、三塁とし、打席に中島が立った。しびれる場面に「ここは“決めなあかん”と思って打席に入った」と振り返った。

 西武のヒースの初球を弾き返すと、レフトスタンドへ向かって一直線。逆転の3号サヨナラ3ラン。「サヨナラになったと思って走っていたら、ホームランになっていたので嬉しかった」と笑顔を見せた。

 「サヨナラ本塁打は…」の問いに「初めてです」と中島。客席から「お〜!」と歓声が上がると、照れくさそうにはにかんだ。サヨナラを呼び込んだパワーの源は「いいところで打ちたい、その思いです」と、力強く語った。

 オリックスの7点差からの逆転勝ちは、10年6月3日の交流戦対中日戦以来で8年ぶり。これには福良監督も「すごい粘りだった。全員、途中から出た連中もやってくれたと思う。ナカジは最高のバッティングだった」と褒めたたえた。

▼ロメロの話 自分が打ってスコアボードに点が入るのは大事なこと。その結果、中島選手が最終回にああいう形でホームランを打ってくれたんだと思う。(2本目の特大ホームランは)とにかく塁に出ることをかんがえていたが、そこにいいボールが来て、しっかり捉えて大きなホームランになったと思う。

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2018年9月1日のニュース