大谷 最終戦で「リアル二刀流」も 復帰登板は3日に決定

[ 2018年9月1日 05:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス5―2アストロズ ( 2018年8月30日    ヒューストン )

<アストロズ・エンゼルス>試合前、キャッチボールする大谷(撮影・会津 智海)
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 右肘内側側副じん帯損傷から復活を目指すエンゼルス・大谷翔平投手(24)の復帰登板が9月2日(日本時間3日)のアストロズ戦に決まった。30日(同31日)、マイク・ソーシア監督(59)が明かした。

 6月6日ロイヤルズ戦以来のメジャーのマウンド。約3カ月ぶりで5勝目を目指す大谷は「戻るだけではなくしっかりと抑えられるかが大事」と力を込めた。3度の実戦形式に登板も打者出場に支障を来すため、マイナー戦では投げなかった。ぶっつけ本番。それでも「復帰前よりも良くなることを期待している」と目を輝かせた。

 復帰戦後は中6日で先発する予定。5度目の登板、レギュラーシーズン最終戦の9月30日(同10月1日)アスレチックス戦ではDH解除の「リアル二刀流」を初解禁する可能性もある。9月以降はベンチ入り枠が25人から40人に拡大。大谷が早期降板しても、救援投手に毎回代打を送るなど柔軟な起用が可能だ。今季限りでの退任が濃厚なソーシア監督のラストゲームで、二刀流の神髄を見せる。 (笹田幸嗣通信員)

 ○…大谷はアストロズ戦に「5番・DH」で出場し、2得点で貢献した。25日に14号2ランを放ったバーランダーとの対戦では2打数無安打1三振。それでも6回、右腕の降板後に代わった左腕シップから四球、8回には中前打で出塁後ボークで5点目の生還を果たした。

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2018年9月1日のニュース