駒大・辻本 粘りの投球で白星発進「打たせて取る投球を心掛けた」

[ 2018年9月1日 15:48 ]

東都大学野球秋季リーグ戦第1週第1日1回戦   駒大2―1中大 ( 2018年9月1日    神宮 )

<駒大・中大>駒大先発・辻本(撮影・島崎忠彦)
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 駒大のエース辻本宙夢(ひろむ=静岡、4年)が粘り強い投球で開幕初戦を飾った。

 3回、バント処理を自ら一塁に悪送球してピンチを迎え1点を失った。しかし、ここから8回2死まで本塁を踏ませることなく、ストレート、スライダーを軸に好投。球速も2〜3キロアップして143キロは軽く計測。白銀滉太(4年、日体大柏)にバトンを渡した。

 「春の反省でムダな四球が多かった。打たせて取る投球を心掛けた。全球種、いい感じで投げられました」辻本はその言葉通り、四球はわずか1つ。反省をしっかり生かし、太田誠元監督からも「途中ちょっと危なかったが修正能力があるからな。よく投げた」と労いの言葉をもらった。

 春は3位に終わり、もちろん目標はリーグ制覇。「優勝するためには1回戦に勝って5勝はしないといけない。だから最低5勝して優勝したい」と力強く話していた。

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2018年9月1日のニュース