巨人、球宴挟んで5連勝!吉川尚が好走塁で逆転演出 内海好投3勝目

[ 2018年7月16日 21:21 ]

セ・リーグ   巨人4―3阪神 ( 2018年7月16日    甲子園 )

5回1死、吉川尚は左前打を放ち、敵失のあいだに二塁に滑り込む(撮影・坂田 高浩)
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 巨人は0―1の5回に吉川尚の好走塁で1死二、三塁の好機をつくり、マギーが逆転の2点適時打。先発の内海は6回1失点と好投し、8回には亀井が貴重な9号2ラン。球宴を挟んで5連勝を決め、勝率5割復帰となった。

 2回、3回と得点圏に走者を進めながらも無得点に終わった巨人打線。このまま阪神先発メッセンジャーのペースになるかと思われたが、5回1死から坂本勇が四球で出塁。続く吉川尚がメッセンジャーの初球を捉え、三遊間を破るヒットエンドランを成功させた。

 さらに、左翼ナバーロが打球処理にもたつく間に、吉川尚は二塁へ到達。一瞬の隙を突く好走塁で1死二、三塁と一打逆転の好機をつくると、続くマギーが三遊間を破る2点適時打を放った。

 先発の内海は初回に1点を失ったが、以降は走者を背負いながらもベテラン左腕らしい粘りの投球。6回94球を投げ、6安打1失点の好投を見せた。

 7回を2番手の上原が3人で抑えて流れをつくると、8回に亀井が左翼席へ9号2ラン。8回に3番手の沢村が再び1点差に迫られたが、最後はマシソンが締めて5連勝。内海が今季3勝目を挙げた。

 阪神は先発のメッセンジャーが6回2失点とまずまずの投球も、打線が援護できず。終盤に1点差に迫ったがあと一歩及ばず、後半戦黒星発進となった。

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