生田目負傷降板も…日本通運 ルーキー稲垣が“兄弟対決”V打

[ 2018年7月16日 05:30 ]

スポニチ後援第89回都市対抗野球第3日・1回戦   日本通運4―2Honda熊本 ( 2018年7月15日    東京ドーム )

<日本通運・Honda熊本>8回1死二、三塁、日本通運・稲垣が中前に勝ち越しの適時打を放つ  (撮影・大塚 徹)
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 日本通運はエース負傷のアクシデントを乗り越えた。2回1死一、二塁、先発した生田目(なばため)の右膝に熊丸のライナーが直撃。ドラフト候補右腕は患部をかばった影響から、3回途中2失点で降板した。それでも2番手以降が追加点を許さず、8回には打線が無死一塁での木南のバスター成功から逆転劇を結実させた。

 決勝打は新人の稲垣誠也。大谷の同点打の後、1死二、三塁から中前へ運んだ。Honda熊本の遊撃を守るのは2歳上の兄・翔太。明豊(大分)には一緒に通い、前日はLINEで「明日よろしく」「よろしく」と短い“会話”を交わしていた。「同点にしてくれたので気楽に打てた」と笑顔を見せた。

 2回戦は20日。生田目は「冷やせば次戦への影響はありません」と気丈に話した。

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2018年7月16日のニュース