トヨタ・佐竹 貫禄の完投勝利 足つった直後に三振斬り「いい緊張感だった」

[ 2018年7月16日 23:04 ]

スポニチ後援第89回都市対抗野球・1回戦   トヨタ自動車2―1東京ガス ( 2018年7月16日    東京D )

<東京ガス・トヨタ自動車>ガッポーズする完投勝利のトヨタ自動車・佐竹(撮影・久冨木 修)
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 まさに「ザ・投手」。トヨタ自動車のエース・佐竹が東京ガスの強力打線を相手に6安打1失点の完投勝利を挙げた。

 真骨頂は1点リードの6回2死一、三塁。佐竹はここで右足のふくらはぎがつり、ベンチ裏でトレーナーによる治療を受けた。それでもすぐに再びマウンドへ。5番・中山を冷静に内角のチェンジアップで空振り三振に仕留めた。冷静沈着。アクシデントに慌てる素振りも見せず、変わらぬリズムで9回121球を無四球で投げきった。

 「つったのはここ最近はなかった。緊張と地面の固さ、暑さ…」。それでも「平常心にアドレナリンが加わる、いい緊張感だった」と振り返った。ともに8月のアジア大会に出場する、侍ジャパン社会人代表に選ばれている地引、笹川との「侍対決」も「楽しい、いい対決ができた」と笑顔で振り返った。

 2年前に初優勝を飾った際には橋戸賞を受賞。34歳となり、その投球はますます円熟味を増している。7回1死では打席に代打・村田を迎えた場面で、追い込んでから外角に直球を2球。いずれもきわどいコースでボールの判定だったが、最後はそこからわずかに内側に入れた直球で見逃し三振を奪った。外角の出し入れ、精密機械のようなコントロールは健在だ。

 「(次は)まず2回戦。いい準備をして、いい戦いをしたい」。2年ぶりのVへ。その右腕の存在は頼もしいばかりだ。

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