“地方の鬼”巨人・山口俊 バレ&山田哲と真っ向勝負だ

[ 2018年5月15日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2018年5月15日    鹿児島 )

キャッチボールで調整する山口俊
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 15日に先発する巨人・山口俊が、ヤクルト打線に真っ向勝負を挑む。現在バレンティンがリーグトップの12本塁打。山田哲が同3位の10本と中軸が力強いが「直球でファウルを取れないとキツい。コース突いて制球良く抑えていく投手じゃないので、自分の球を(ストライク)ゾーンに投げ込む。強い気持ちを持ってやっていく」と力を込めた。

 5月に入って連敗。前回8日の阪神戦は2者連続死球から失点を重ねた。それでも「微妙な制球ミスで、(内角を攻める)怖さはない。基本に戻って自分の球で勝負したい」と切り替えた。今季は地方球場で2戦連続完投勝利。鹿児島での登板は再び上昇気流に乗る絶好機だ。1週間後の22日も宇都宮での広島戦先発が見込まれる。

 この日は川崎市のジャイアンツ球場で最終調整。「球場関係なく、しっかり自分の投球をしたい」と話し、鹿児島へ飛び立った。週の頭は“地方の鬼”の力投でチームを加速させる。 (池田 翔太郎)

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