9月以降なら…ソーシア監督 大谷のリアル二刀流「考えるかも」

[ 2018年5月15日 05:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス2―1ツインズ ( 2018年5月13日    アナハイム )

<エンゼルス・ツインズ>6回2死三塁、ロサリオを空振り三振に斬り吠える大谷
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 エンゼルスのマイク・ソーシア監督が、大谷の「リアル二刀流」解禁の可能性を示唆した。

 登板日にDHを解除し、打席に立たせることに「そのシナリオを考えたことはある。現時点では戦力的不利になるが、9月以降になって考えるかもしれない」と話した。日本の1軍28人に比べ、メジャーは登録枠が25人。この日も開始時点の控え野手は3人で、仮に大谷が早期降板した場合、救援投手に毎回代打を送るのが難しい。ただ9月以降はベンチ入り枠が40人に拡大されるため、それも可能になる。

 「そこは僕の決めるところではない。そうなった時には、準備をしっかりできれば」と大谷。日本最終登板となった昨年10月4日のオリックス戦は「4番・投手」で完封するなど「リアル二刀流」でも結果を残してきた。

 また、ベンチ枠拡大の前にもチームは7、8月にナ・リーグ球団主催のインターリーグ(交流戦)を計8試合戦う。DH制がないため、先発登板時は投打で活躍が期待される。

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