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斎藤隆氏が大谷の投球を分析 伸びしろ秘める浮いた右足

ア・リーグ   エンゼルス2―1ツインズ ( 2018年5月13日    アナハイム )

<エンゼルス・ツインズ>投球後に右足が浮く大谷
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 メジャーで7年間プレーし、現在はパドレスの球団アドバイザーを務める斎藤隆氏(48)が、大谷の投球を分析した。4つの球種を自在に操れるようになったことを高く評価した上で、まだまだ伸びしろがあると断言。気になる点として、リリース時の右足の「浮き」を挙げた。

 大谷はフォーム的なバランスが投げるたびに良くなっている。その証拠に、しっかりボールが指にかかり、角度ある直球が低めに集まって見逃し三振も取れていたし、スプリットも真っすぐ縦に落ちていた。左足を上げてから、ゆっくり「間」を取りながら体重移動。どの球種も同じフォームと同じ強い腕の振りで投げることができているので、打者も対応できていなかった。

 開幕当初は、この日最後の打者に与えた四球のような、高めに抜けるボール球が目立ったが、それがめっきり減った。この試合では、リリースのタイミングが合わない時に、上体をかぶせるようして低めに投げようとする意識が見られた。普通の投手なら間に合わないのだが、大谷は肩関節が柔らかいからできるのだろう。

 ただ、気になっている点が一つある。一番力を入れるべきリリースの瞬間に、軸足の右足がすでに浮いていることだ。一塁側から見た時、漢字の「入」のように、指先から地面に着いた右足まで一直線上になるのが理想で、最も強い力がボールに伝わる。右足が浮くと、どうしても左のハムストリングや臀部(でんぶ)の筋肉への負担は大きくなる。メジャーの硬いマウンドや長いシーズンを考えると、心配な点ではある。

 逆に言えば、未完成のフォームで、あれだけの威力ある球を投げられるのが、大谷の凄さ。まだまだ「伸びしろ」は十分ある。 (パドレス球団アドバイザー) 

[ 2018年5月15日 08:30 ]

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