立正大打線が奮起!東洋大の「ドクターK」上茶谷KOし大勝

[ 2018年5月15日 15:02 ]

東都大学野球春季リーグ戦第6週1回戦   立正大12―3東洋大 ( 2018年5月15日    神宮 )

<東洋大・立正大>1回2死一塁、立正大・伊藤裕に先制2ランを浴びた東洋大先発・上茶谷
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 立正大が東洋大に先勝した。ここまで2勝5敗の勝ち点1で最下位と沈んでおり、残留に向けて負けられない中で打線が奮起した。

 ここまで6戦69奪三振を誇る東洋大の右腕・上茶谷大河投手(4年、京都学園)に対し、初回、主将で4番の伊藤裕季也内野手(4年、日大三)が先制の右越え2ラン。一時逆転を許すも、5回には2死走者から連打と四球で走者を貯め、5番・荒原祐貴外野手(3年、常総学院)がトドメの左前適時打。上茶谷を引きずり下ろした。荒原は「四球の後の初球は絶対ストライクを取りに来ると思ったので、狙った。思い切り振れた」と胸を張った。

 高校時代は3年春のセンバツで2試合連続満塁本塁打をマークした左の強打者。立正大では今季からレギュラーをつかんだ。「あんなに緊張する場所はない。甲子園で結果を出せたことは今につながっている」と振り返る。当時の主力だった宇草(現法大)や和田(現明大)らとは今も連絡を取り合っており「刺激になります」。

 チームはまだ厳しい状況が続くが「きょうより明日。割り切っていきたい」と力を込めた。

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2018年5月15日のニュース