広島・野間“左腕撃ち”で生き残る!DeNA2連戦で先発濃厚

[ 2018年5月8日 05:30 ]

広島・野間(左)
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 広島・野間峻祥外野手(25)が8日からのDeNA2連戦で左腕戦では今季初めて先発出場する可能性が浮上した。打率・357の好調に加えて浜口と東の両左腕がともに左打者に分が悪い傾向を踏まえて東出打撃コーチが起用を示唆。離脱中の丸が復帰後も外野のレギュラー争いに生き残るためにも左腕撃ちでアピールしたいところだ。

 野間に願ってもない機会が巡ってきた。予告先発された初戦の浜口に加え、2戦目も東が有力。左腕戦での先発出場が昨年9月24日の中日戦(先発は笠原)を最後に遠のいている状況を思えば、通常ならベンチ待機が濃厚な2連戦だった。

 浜口には昨季2勝4敗、東にも4月26日の初対戦で8回11奪三振の苦戦。両左腕の攻略へ東出打撃コーチは「右打者より、左の方が比較的打ちやすいと思う。特に浜口は」と分析した。実際に昨季の浜口は右打者には被打率・244に対し、左打者に同・275。今季の東も右打者への同・207に対して左に同・293で、ともに左打者に分が悪い。そこで野間にも先発出場の可能性が出てきた。

 規定打席未満ながら打率・357で課題だった打撃に結果が伴ってきた。特に5月は・467の大当たりだ。丸が右太腿裏故障で不在。空いた中堅は日替わり起用が続き、好調の野間が定着しているわけではない。理由は一つ。左腕に結果を残せていないことだ。

 本人は「苦手意識はないです」と強調した。ただ、左投手に対しては打席に立つ機会が圧倒的に少なく、今季も9打数1安打。5日ヤクルト戦では2年目左腕の中尾から中前打を放ち、「オーソドックスな左から打てたのは良かった。左を打てないと苦しいので」と手応えをにじませる。

 代走や守備固めが主だった昨季に比べれば打力向上は確かで、東出コーチは野間のさらなる成長を条件に「左翼は松山、バティスタを含めて状態のいい選手を使えばいい」と丸の復帰後をにらんだ。

 「丸さんの存在は相手からすれば脅威。そこは難しいけど、少しずつ存在感を出していければ…。外野なので打てば使ってもらえると思うし、打てば足も生かせるので」

 中軸を担うほど打力に定評のある松山とバティスタを脅かすには左腕攻略は必須。今回の2連戦が飛躍への入り口になるかもしれない。(河合 洋介)

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