横浜高OB楽天・藤平 1人勝ち 松坂先輩、涌井先輩恐縮です

[ 2018年4月20日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天3―1ソフトバンク ( 2018年4月19日    ヤフオクD )

<ソ・楽>ソフトバンク打線をわずか2安打、7回無失点に抑え今季初勝利を挙げた藤平
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 2年目の19歳が貫禄すら漂わせた。楽天・藤平は4回まで無安打投球。5回2死から今宮に初安打を許し、けん制悪送球で二塁に進まれても慌てない。甲斐を中飛に仕留めピンチを脱した。7回を2安打零封し、今季3試合目で初勝利。

 「長く感じました。1勝すれば波に乗れる。勝ち星を積み重ねていきたい」。昨季3勝はチームの6連敗、10連敗、2連敗の後。「ストッパー」が今季も本領発揮で3連敗を阻止した。

 遠く離れた名古屋で中日・松坂。千葉ではロッテ・涌井。横浜高の先輩2人も先発した日に、3人で唯一勝った。松坂には3月3日のオープン戦前にあいさつ。「お互いに頑張ろう」と声を掛けられた。「横浜高出身の選手にとって松坂さんや涌井さんは特別。投げ合える日を楽しみに。負けないように頑張りたい」と目を輝かせた。

 変身した。12日のオリックス戦後、6日間のうち4度ブルペンに入る異例の調整。フォーク、カーブを磨くためだった。フォークは今季初めて試合で投げ、初回1死二塁から柳田を見逃し三振斬り。「前回は12、13球投げて全部ボールだった」というカーブでもカウントを稼いだ。これまで軸にしてきたのはスライダーで、イメージをうまく利用。打者を幻惑し、最速150キロの直球にもより威力を感じさせて強力ソフトバンク打線を退けた。

 余力はあった。7回を終えると佐藤投手コーチに言った。「まだまだ、いけますよ」。しかし、オリックス戦で6回まで無失点に抑えながら7回に失点したこともあり、同コーチに、「おまえの“いける”は信用できない」と退けられプロ初完投は逃した。「もっともっと信頼されるようにならないといけない」。将来のエース候補として、次回はマウンドを守り続けてみせる。 (黒野 有仁)

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