阪神・福留 松坂から14年越し初安打「懐かしい感じもあった」

[ 2018年4月20日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2―1中日 ( 2018年4月19日    ナゴヤD )

<中・神>2回無死一塁、松坂(左)から右前打を放つ福留
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 松坂のオーラもこの男には通じない。実に05年以来の対決になった阪神・福留が2回無死一塁で右前打。好機を広げて糸原の先制犠飛を呼び込むと、1―1の4回無死満塁では遊ゴロ併殺打という最低限の形ながら決勝点を生み出した。

 「なかなか連打、連打で点を取るのは難しかった。その中で取れるところで点が取れたというのは良かった」

 04年アテネ五輪や06、09年WBCでともに日の丸を背負った。ただ、対戦は意外に少なく福留が中日、松坂が西武に所属した05年5月の交流戦での2試合のみ。計8打数無安打に抑えられていた。これが14年越しの初安打。7回1死でも右前打し、3歳年下の怪物からは3打数2安打と先輩の貫禄を示した。

 「13年前と比較するわけじゃないけど、そういう(頃の)大輔も知っているし、懐かしい感じもあった。でも勝負は勝負だから」

 ともに甲子園を沸かせ、鳴り物入りでプロ入り。松坂が必死で復活の道を歩もうとしている一方、福留は攻守の要の最年長主将として今も絶対的な存在だ。試合前練習中にはティー打撃で高く上がった打球がネット越しに観客の少年に当たりそうになるハプニング。“おわび”にすぐに打撃グローブをプレゼントし、自分の子供ようなファンを感激させた。

 前夜も1点を追う6回無死二、三塁からビシエドの失策を誘う逆転の一ゴロ。公式記録には残らなくても二夜連続の“決勝打”を放った。26日に41歳を迎える大ベテランの健在ぶりが際立つ、古巣での2連戦だった。(山添 晴治)

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