星野仙一氏死去 球界から追悼の声続々 盟友は絶句…山本浩二氏「早すぎる」田淵幸一氏「一番の親友」

[ 2018年1月6日 10:43 ]

星野仙一氏死去

星野仙一氏「野球殿堂入りを祝う会」で鏡割りをする(左から)衣笠祥雄氏、山本浩二氏、星野仙一氏、田淵幸一氏、DeNA高田繁GM ( 2017年11月28日 )
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 楽天が6日、星野仙一球団副会長が4日に亡くなったことを発表した。70歳、死因はすい臓がんだった。「燃える男」「闘将」と呼ばれ日本野球界をけん引した星野氏の訃報を受けて、各界から追悼の声が相次いだ。

 星野仙一氏がひときわ闘志を燃やした巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(81)は「あまりにも突然の事で本当に残念でなりません」と球団を通して追悼のコメントを発表。原辰徳球団特別顧問(59)は「現役でも対戦させていただいて、監督としても戦うことができたのは、私の誇りです」と語った。

 星野仙一氏と大学時代からのライバルであり、親友だった元広島の山本浩二氏(71)も「あまりにもショックが大きい。早すぎるよ」と落胆。田淵幸一氏(71)も「一番の親友だった。親友が亡くなったショック、悲しさはこんなにすごいものかと初めて体験した」と悲しみを口にした。

 ▼楽天・三木谷浩史代表取締役会長兼オーナー 常勝軍団への礎を築き上げていただき、本当に感謝の思いでいっぱいです。

 ▼楽天・梨田昌孝監督 東北楽天ゴールデンイーグルスの精神的支柱でした。「星野仙一」の真似は出来ませんが、あの厳しさと威圧感を継承しながら、心新たに現場とフロントが一体となり戦ってまいります。

 ▼DeNA・高田繁GM(星野氏は明大の後輩) チームのエース、キャプテンとして優勝に向け切磋琢磨したことが思い出に残っています。

 ▼巨人・高橋由伸監督 巨人軍に対して特別な感情で勝負されていた星野さんには、私が監督になってからお会いするたびに「巨人が強くないとダメだぞ」と激励していただきました。その言葉は私の胸に常に刻まれています。

 ▼広島・新井貴浩(北京五輪では星野ジャパンの4番) 厳しさの中に愛情がある方。やさしい笑顔が忘れられません。

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