ギータ “ミギータ”真砂にご褒美時計「規定打席でウン百万円」

[ 2018年1月6日 05:30 ]

自主トレ先のグアムへ向け出発する柳田(右)と真砂
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 ギータが後進育成に一肌脱ぐ。ソフトバンク・柳田が5日、グアム自主トレへ福岡発の航空機で出発した。同行させるのは“右の柳田”を意味する「ミギータ」の異名を持つ真砂だ。弟子の目の前に巨大なニンジンをぶら下げた。

 「規定打席(443打席)に到達したらウン百万円の時計を買ったるわ」

 真砂は16年のU―23W杯で4本塁打を放ちMVPに輝いた将来の中軸候補。1軍デビューした昨年は8月3日オリックス戦でプロ初安打を本塁打でマークしたものの、右肩痛もあり、出場9試合、13打席に終わった。初安打初本塁打の際に約30万円のキャリーケースを贈った柳田は、ご褒美をグレードアップして後輩の潜在能力をさらに引き出す構えだ。

 チームのよき伝統を継承している。柳田自身も2年目の12年に当時主将だった小久保から「キャプテン賞」で数十万円の腕時計を贈られた。常勝軍団形成へ若手にも目を配る。ハードルを設けられた真砂は「やるからには高い目標を持ってやりたい」と奮起した。

 柳田自身は15年以来2度目のトリプルスリー達成が目標だ。昨季は打率・310、31本塁打をマークするも14盗塁どまり。「ここ2年は不完全燃焼だった。今年こそはという気持ちでやりたい。タイトルを1つは獲りたい。数字はどれも5位以内」と目をぎらつかせた。 (後藤 実穂)

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