メジャー外野手 ホワイトソックス相手に訴訟「負傷は球場の施設不備が招いた」

[ 2017年12月16日 14:41 ]

6月29日のホワイトソックス戦の初回、右邪飛を追ってフェンスに激突し、右膝を負傷するファウラー(AP)
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 アスレチックスのダスティン・ファウラー外野手(22)が、ホワイトソックスと同球団の本拠地ギャランティードレート・フィールドを運営するイリノイ州を相手に訴えを起こした。ESPN(電子版)など米国の複数メディアが15日に報じた。

 ファウラーはヤンキースに在籍していた今年6月29日のホワイトソックス戦で右膝を負傷。ギャランティードレート・フィールドで行われたこの試合でファウルフライを追った際、ライトフェンスに激しく衝突し、じん帯を損傷するアクシデントに見舞われた。当日は自身のメジャーデビュー戦だったが、この悲劇でその後のシーズンを全休。7月にトレードでアスレチックスへと移籍した。

 訴えによると、衝突したフェンスには選手をケガから守るためのパッドが適切に備え付けられておらず、こうした施設不備がじん帯損傷を招いたというもの。ホワイトソックス球団と球場を運営するイリノイ州にその責任があるとされていた。

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2017年12月16日のニュース