阪神・小野“開幕投手”に名乗り 春季C初の対外試合へ強い意欲

[ 2017年12月16日 10:10 ]

来季の先発ローテーションを狙う阪神・小野
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 来季の先発ローテーション定着を狙う阪神・小野が来春の“開幕投手”に名乗りを上げた。2月キャンプ中に予定される初の対外試合に向けて「そこで投げさせてもらえる機会があったら、しっかりアピールしていきたい。去年はキャンプも最後の方しか投げられなかったので、成長した姿を見せたい」と強い意欲を示した。

 今春キャンプは投球練習、フリー打撃登板など段階を踏みながら評価を上げていった一方、新人だった点も考慮されて実戦登板は2月下旬の紅白戦に2度登板したのみ。キャンプの流れもつかんだ来春は調整に制限をかける必要もなく、実戦の中でもアピールを思い描いた。

 秋季キャンプで発症した右膝痛が完治し、15日も鳴尾浜球場でキャッチボールやウエイトトレーニング。今季は15試合に登板して2勝を挙げるなど貴重な経験を積んだ。「真っすぐで押していきたい」。手応えをつかんだ剛速球で“開幕”からのスタートダッシュを期した。(河合 洋介)

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