阪神“糸原ノート”来季も続ける、レギュラー奪取へ「もっと勉強を」

[ 2017年12月16日 09:10 ]

トラッキーの似顔絵を披露する阪神・糸原(左)と森越
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 阪神・糸原健斗内野手(25)が15日、新人だった今季を通して投手の特徴や配球などを記した“糸原ノート”を駆使した来季飛躍を誓った。

 「シーズン中に思ったりしたら、メモしてきたので。それが来年“引き出し”になったりするので。向こう(他球団)もデータを取って打ち取り方があると思うので、(ノートを使って)もっと勉強していきたい」

 プロ1年目は開幕1軍に名を連ね、66試合に出場し、打率・259、1本塁打、24打点。7月19日の広島戦で右膝の内側側副靱帯(じんたい)損傷を負い3カ月の離脱を余儀なくされたものの、勝負強い打撃で故障するまでしっかり貢献した。

 大学、社会人で積んだ豊富な経験も生かし「いい時も悪い時も、1年間、感じたことを書くようにしていた」と自分の状態や対戦した投手の特徴を把握するためメモとして記録。未知だったプロの世界で奮闘した。この1年の喜びや悔しさもつまった“虎の巻”を来季の飛躍へ利用しない手はない。

 例えば、球団別の対戦打率ではDeNA・364、広島・343、巨人・304と上位球団に好成績な一方、ヤクルト・167、中日・091と下位球団に相性が悪い。左投手にも13打数2安打(打率・154)に抑えられた。

 「レギュラーを獲るためには(左投手克服は)必要。調子が悪かったりしたら、昔書いたノートもあるので見たりしたい」

 シーズンを戦う上で対戦球団や投手に対する相性の「ムラ」をなくすことが遊撃レギュラーへの近道と言える。阪神では15年まで6年間在籍したマートンの「マートン・ノート」が有名。かつての優良助っ人のように「糸原ノート」を有効活用し、隙のない男へ進化を遂げる。(遠藤 礼)

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