阪神・和田TA アカデミー特別顧問に、来年4月1日開校予定

[ 2017年12月16日 07:12 ]

阪神・和田テクニカルアドバイザー
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 元監督の阪神・和田豊テクニカルアドバイザー(TA=55)が来年4月1日に開校予定のタイガース主宰ベースボールアカデミーの特別顧問を務めることが15日、分かった。球団幹部が「技術的な特別顧問のような立場になると思います。元1軍監督ということもありますし、ご本人も少年野球に関心が強いということなので、お願いしようと考えています」と明かした。

 和田TAは今季まで2年間、オーナー付きシニアアドバイザーを務め、11月1日付で球団本部に異動。活動の幅が広がったことを受け、地元の千葉県我孫子市で「和田豊旗争奪少年野球大会」を開催するなど少年野球に関心の強い和田TAに特別顧問を託すことになった。球団幹部は「節目での指導をお願いすると思います」と見通しを立てた。指導対象は近畿地区の野球少年少女となる見込みだ。

 アカデミー特別顧問だけでなく、和田TAには他にも期待する役割がある。まずは「特命スカウト」だ。今季までもアマチュア野球を視察していたが、その自由度を拡大。球団幹部は「自由度は増すと思います。スカウト部長もいるので、その範囲内でアドバイスをいただけたら」と話した。さらに、来季から導入するトラックマンの特別チームへの参画も内定済み。和田TAのグラウンド外でのフル回転も、来季の“新戦力”だ。

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2017年12月16日のニュース