巨人・小林“お待たせ”1号!東京D今季広島戦初勝利で5割復帰

[ 2017年8月31日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人6―4広島 ( 2017年8月30日    東京D )

4回1死、左越えにソロ本塁打を放つ小林
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 巨人が勝率5割に復帰した。30日、本拠地・東京ドームでの広島戦に今季8試合目でようやく初勝利。小林誠司捕手(28)に今季117試合目で1号本塁打が出るなど、着実に得点した。31日の同戦で、8月3度失敗している貯金1の壁を破る。

 2度も沸いた。小林の一発には、想像以上の力がある。

 「チームも、ファンの皆さんもビックリしたと思う」。3―1の4回1死。大瀬良から、左翼席最前列に打球を運んだ。ファンが沸く。さらに、場内アナウンスが追い打ちをかけた。「小林選手、今シーズン第1号ホームランです」。1度目よりも大きく、ドッと歓声が上がった。

 117試合目でやっと1号ソロ。規定打席到達者でただ一人、本塁打がなかった。リーグ最下位の打率・207の打者。21日に参加したイベントで「転機」があった。質問コーナーで本塁打の打ち方を聞かれ「今シーズン打ってないんですけど」と苦笑い。会場は爆笑だったが「とにかく強い打球を打つことと阿部さんに指導してもらった」とグアム自主トレを思い出した。

 打撃練習から改めた。「消極的だった。強いスイングができるように」と心に決め、イベント以降は18打数7安打で打率・389だ。8日には、2年目捕手の宇佐見が初昇格して2本塁打。甲子園大会では広陵の後輩・中村が6本塁打の大会新記録をつくり「小林2世と書かないでください。僕が中村2世です」と刺激も受けた。

 WBC、球宴で出たのに、巨人ではなかったアーチ。小さく首をかしげて出迎えた高橋監督は「シーズン中に見られて良かった」と冗談を交え、「なかなか打たない選手が打ったら大きい」と称えた。勝率5割復帰を呼んだヒーローは「ホームランは出来過ぎですが、また打てるように頑張ります」と控えめに言った。(神田 佑)

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