U18用具届かずドタバタ初練習 清宮「これはこれでいい思い出」

[ 2017年8月31日 05:30 ]

一塁守備練習する清宮(右)と中村
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 「第28回WBSC U―18ワールドカップ(W杯)」に出場する侍ジャパン高校日本代表が30日(日本時間31日未明)、開催地のカナダ・サンダーベイで練習を行った。飛行機の乗り継ぎでバットなどの用具が届かないトラブルに見舞われていたが、午前8時にトロントから陸路で荷物が選手宿舎に到着。2日目にしてようやく通常練習となった。

 練習初日の29日(同30日)は守備、走塁だけ。内野陣はコーチが投げた球を受けてノック代わりにした。本来なら天然芝の球場に、打撃音を響かせるはずだった。清宮は「いい思い出」と笑いながらも「ずっと打っていきたかった」と打撃の感覚を懸念。中村は「(捕手の防具を)着けていないと不安。恋しい」と嘆いた。田浦は個人の荷物も届かず、2日間同じ下着で過ごした。

 トラブルは宿舎でも…。到着した夜、増田がシャワーを浴びると火災報知機が誤作動。「ボタンを押すと一瞬止まるので、裸で必死で連打した」と苦笑する一幕もあった。(サンダーベイ・東尾 洋樹)

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2017年8月31日のニュース