阪神・小野に金本流“英才教育” 逆転されても続投自己最長7回

[ 2017年6月5日 05:45 ]

日本生命セ・パ交流戦   阪神4―3日本ハム ( 2017年6月4日    甲子園 )

<神・日>7回2失点と好投した小野
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 初勝利は次戦以降に持ち越したが、阪神の先発・小野は自己最長の7回を5安打2失点と粘投し、試合をつくった。

 「しっかり腕を振って投げることができたし、課題とする変化球でもカウントを取ることができた。6回は先頭を出してしまい、球が高くなったところを打たれてしまった。勝負どころで甘くなってしまったことを反省し、いい部分は続けていけるように頑張ります」

 近藤を欠いても、西川、レアード、中田が並ぶ迫力十分の日本ハム打線相手に、臆することなく腕を振った。最速151キロを計測した直球が軸。スライダー、カーブ、フォークを効果的に織り交ぜ、存在感を際立たせた。その投球スタイルが奏功。「高さで、アバウトにどんどん振ってくる。それで、自分的にしっかり投げられた部分はある」。自己最多7三振を奪い、相手の流れを寸断した。

 「英才教育」も受けた。6回に2失点。ここでお役御免と思われたが、続く7回のマウンドも任された。「こういうビハインド、点を取られた後でもしっかり抑えるということを、今のうちに経験させたかったというのも香田コーチにはあったと思う」と指揮官。貴重な1イニングが小野の経験のために、さかれた格好。前回登板までは、いったん崩れると立ち直れなかった小野だが、この日は7回もきっちりと零封。首脳陣の期待に応えてみせた。

 指揮官は「1回目より2回目、2回目より3回目と、日に日に、よくなっている。投手コーチもよく我慢して指導して、上がり目を見せてくれている」と日進月歩の成長に目を見張り、「(次回登板も)もちろん、あります」と言い切った。(惟任 貴信)

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