恐怖の“ライパチ”大阪桐蔭・根尾 満塁弾!6打点!

[ 2017年6月5日 05:55 ]

春季近畿地区高校野球   大阪桐蔭18―0東海大仰星 ( 2017年6月4日    舞洲 )

近畿大会で3年ぶり4度目の優勝を飾った大阪桐蔭の選手たち
Photo By スポニチ

 近畿大会の決勝が舞洲であり、大阪桐蔭(大阪1位)が18―0で東海大仰星(大阪3位)を破り、3年ぶり4度目の優勝を飾った。18得点は春の近畿大会の最多得点で、最大得点差の圧勝劇だった。「8番・右翼」で先発した根尾昂外野手(2年)が右翼へ満塁本塁打を放つなど3安打6打点と爆発。今春の選抜王者が夏の大阪大会へ最高の弾みをつけた。

 “恐怖のライパチ君”が記録的大勝劇を呼び込んだ。12―0で迎えた7回1死満塁で根尾は初球を強振。弾丸ライナーで右翼最深部へ放り込んだ。「中、高では記憶にないです」と話す満塁弾。計6打点と暴れ回った。

 春の大阪大会は1、2回戦に出場したが、その後の練習で左脇腹を負傷。同大会の決勝戦で戦列復帰を果たした。背番号7から今大会は11にまで“降格”したが、まったく意に介さない。「何番でも試合に出ることができれば、それでいいです」。準決勝の彦根東戦は5回に右翼の守備で目測を誤った(記録は二塁打)。2者が生還しただけに、雪辱を期した一戦だった。

 高校通算本塁打にも興味を示さない。「これで10本目くらいだと思います」。練習試合のB戦は含まず、公式戦ユニホーム着用時だけカウントするのが流儀だ。それでも早実・清宮の100号には驚嘆。「すごいなあと思います」。昨夏、早実との練習試合でサヨナラ弾を放ったが、清宮は気になる存在だ。

 春の選抜から公式戦は無敵の16連勝。藤浪(阪神)を擁した12年以来の春夏連覇へ期待は膨らむ。「履正社だけでなく、大阪は他の高校も気を抜けない。圧倒したい」。根尾が“ライパチ”に控える層の厚さもさることながら、春の近畿大会を制した12、14年はいずれも夏の甲子園を制している。大阪桐蔭に死角はまるで見当たらない。(吉仲 博幸)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「野村克也」特集記事

2017年6月5日のニュース