西武・浅村 珍“打ち直し”V打 左飛もボークで「ラッキー」

[ 2017年5月26日 06:00 ]

パ・リーグ   西武8―5日本ハム ( 2017年5月25日    大宮公園 )

<西・日>6回1死二塁、中堅左へ適時二塁打を放つ西武・浅村
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 状況をのみ込めず「?」マークがいっぱいだった大宮のスタンドを大歓声に変えたのは、西武・浅村だった。6回、秋山の3ランで追いつき、なおも1死二塁。中堅左への決勝適時二塁打は、珍しい打ち直しの一打だった。

 「ラッキーだなと思いました。ボークの後だったので開き直って打ちました」。最初は1死一塁で谷元の初球の直球を打ったが、左飛だった。ところが、セットポジションが静止していないとみなされてボークが宣告。審判から場内への説明もなかったため、観客がざわつく中での仕切り直しとなった。ボークにより、一塁走者が進塁。1死二塁に変われば、打点王の本領発揮である。

 「初球をいい感じで振れてボークだった。ましてや得点圏になった。同じ球は来ないだろうなと。変化球でもストレートでも甘い球はいこうと思った」。再び初球。甘く入ったフォークを捉えた。安打など攻撃側が有利な状況となった場合は、ボークはなかったものとして試合が進められるため、辻監督は「僕が現役の時はボークでも打てと言っていた。打ち直せるんだから。あのボークは大きかった」。これで連勝を4に伸ばし、貯金は今季最多の7になった。

 3点を奪われ、一時勝ち越された4回に浅村は先頭・近藤の二塁内野安打を一塁に悪送球していた。「自分のエラーで嫌な雰囲気だったし、悔しかった」。思いがけず手にした幸運の好機を逃さず、打点を42に伸ばした。(春川 英樹)

 ◆野球規則6・02a ボークが宣告された時はボールデッドとなり、各走者はアウトにされるおそれなく1個の塁が与えられる。ただし、ボークにもかかわらず打者が安打、四球、死球、その他で一塁に達し、かつ他の全ての走者が少なくとも1個の塁を進んだ時にはボークは適用しないでプレーは続けられる。

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