ロッテ井口 日本250号!42歳最年長到達「今年は打てないかと」

[ 2017年5月26日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ12―7ソフトバンク ( 2017年5月25日    ヤフオクドーム )

<ソ・ロ>250号達成のボードを手に笑顔の井口
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 打席から見える景色はあの頃と少し変わった。しかし、思い出深い場所には変わらない。7―3の5回1死一塁。ロッテ・井口が左翼席へ通算250号となる今季1号を叩き込んだ。ダイヤモンドを回り花束を手に一礼すると、敵地のファンからも歓声が上がった。

 「この球場で打ててうれしい。8年間プレーさせてもらって感謝している。(テラス席ができて)狭くなったし、チャンスがあるかなと思っていました」

 ダイエーで始まったプロ野球人生。新人だった97年にプロ1号を満塁弾で飾ったのも、この福岡だった。42歳での到達は最年長。昨年9月1日オリックス戦(QVCマリン)以来、足踏みが続いた。今季59打席目での快音に「今年は打てないかと思った。ホッとしています」と本音が漏れた。

 汗が染みこんだグラウンドだ。01年、遊撃から二塁にコンバートされると、ひたすら猛練習を重ねた。遊撃では左の動きが多く前のめりになっていたが「体のバランスが良くなった」と打撃にも好影響をもたらした。また盗塁王を掲げてデータを重視するようになり「配球を研究して、どの球を絞って打つか考えるようになった」。この年、ゴールデングラブを獲得して盗塁王にも輝いた。

 大リーグを経て、ロッテのユニホームで達成した日本通算250号は同時に日米通算294本。「300号」の大台は「だいぶ先ですよ」と球界最年長野手は笑いながらも「今年は使ってもらう機会が多いので、1本ずつ積み重ねていきたい」と先を見据えた。

 チームも2年ぶりの1試合5発、今季初の2桁12得点で快勝した。試合前には伊東監督自らホワイトボードに「闘魂」と書き込み、ナインが体現した。初回3点のビハインドをはね返した、今季ヤフオクドーム6戦目での初勝利。メモリアルな夜にふさわしい1勝だった。 (町田 利衣)

 ≪42歳5カ月は最年長到達≫井口(ロ)が25日のソフトバンク12回戦(ヤフオクドーム)の5回に加治屋から1号2ランを放ち通算250本塁打を達成した。プロ野球60人目。初本塁打はダイエー時代の97年5月3日近鉄4回戦(福岡ドーム)で山崎から記録。42歳5カ月での達成は稲葉(日)の39歳9カ月を抜く最年長到達となった。なお、井口は大リーグで44本塁打を記録。日米通算300本塁打にあと6本に迫っている。

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