オリ金子 開幕4連勝 “志願”完投でリーグトップタイ

[ 2017年4月27日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス4―3西武 ( 2017年4月26日    京セラドーム )

<オ・西>完投勝利を飾り、笑顔を見せる金子
Photo By スポニチ

 勝利への強い気持ちを最後の一球に込めた。1点リードの9回1死一塁。4番の中村を迎えても、オリックスのエース金子は冷静だった。

 「ホームランで逆転の場面。まずは中村選手を抑える。その上で長打を打たれないように低めを意識した」。フォークで三ゴロ併殺に仕留めて試合を締めた。3失点完投で開幕4連勝。今季最多の119球を投げ抜き、「最後まで投げられて、自分にも自信になった」と笑顔で振り返った。

 8回まで111球。2度続けて中5日での先発で、次回も中5日が予定されている。お役御免でいい場面だったが、自らの意思でマウンドに向かった。「僕は常に行くつもりでいる。監督、コーチが“行ける”と判断してくれた」。福良監督は「ちょっと迷ったが、金子に任せた。さすが、エース」と絶賛した。

 昨季は春先につまずき、初勝利は4月30日。そのまま波に乗れず7勝9敗に終わった。「“金子だったら大丈夫”と相手に意識されると、自分が苦しくなる」と、長丁場のシーズンを戦う上で、精神的に優位に立つ重要性を痛感。だからこそオフから「開幕に100%を」と繰り返してきた。

 同僚のディクソンに並ぶリーグトップの4勝目。2位で今季最多の貯金7としたチームの快進撃を支えている。月間4勝は14年9月以来で、同年は16勝を挙げて沢村賞を獲得したシーズン。それを再現するような開幕ダッシュだ。次回も中5日で「行く準備をする」と頼もしい。5月2日、首位の楽天が相手。3月31日の開幕戦では5回4失点で勝敗が付かなかった。「自分が投げる試合は絶対勝ちたい」と言うエースが立ちはだかる。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2017年4月27日のニュース