藤浪 必勝スライド 水入り後登板過去5戦3勝0敗、チームは全勝

[ 2017年4月27日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神―DeNA(雨天中止) ( 2017年4月26日    甲子園 )

藤浪は青柳(左)とダッシュで競り合う
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 阪神は26日のDeNA戦(甲子園)が悪天候が予想されたため、試合前に中止が決定。先発予定だった藤浪晋太郎投手(23)が27日の同戦に今季初めてスライド登板することになった。右腕は、先発予定の試合が中止になった次の登板で過去3勝0敗。今回も仕切り直しのマウンドで快投を見せる。

 2度目の水入りも意に介さない。27日に今季初のスライド登板が決まった藤浪は、仕切り直しのマウンドに向け淡々と言葉を続けた。

 「仕方ないです。今日投げるに越したことはなかったんですが、こればっかりは」

 満を持しての復帰戦の予定だった。インフルエンザA型を発症し、16日に出場選手登録を抹消。幸い症状は比較的軽く、熱は37・6度までしか上がらなかったがローテーションに穴を空けてしまった。18日から甲子園室内練習場で単身、練習を再開。ブルペンにも鳴尾浜、甲子園で1度ずつ入り、万全の態勢を整えて最短10日間の抹消期間で26日に再登録された。

 ただ、今季の右腕は雨に好かれているのか、復活投を見せるはずだったこの日は朝から本降り。11日のDeNA戦(横浜)に続き、自身の先発試合で2度目の中止となった。前回はスライドせず中1日で13日に登板したが、今回は前回から中10日と間隔が空いていたこともあり、スライド先発することに決まった。

 本人は1日でも早く投げたくても、実は好データが残っている。先発予定が中止となった次の登板試合は、過去チームは5戦全勝。藤浪自身にも3つの白星がついている。13日のDeNA戦(横浜)でも8回6安打1失点の快投で今季初勝利を飾った。水入り後の右腕は、頼もしさがさらに増している印象なのだ。

 この日は午後4時10分に中止が決定するとすぐにブルペンへ。金本監督、香田投手コーチの前で短時間ながら投球練習を行った。「中止というかスライドの時はいつもこんな感じなんで」。直々にチェックした指揮官は「バランスは良かった。心配ないと思う。次は明日、スライド。本人は投げたくて仕方がないと言っていた。まあ先発は足りているけど、いろいろ兼ね合いもあるから」と期待をかけた。

 今後のローテーションは中11日となった藤浪の後、28日からの中日3連戦(甲子園)でメッセンジャー、能見、青柳が濃厚。体調や天候の影響で変則的な登板が続いた藤浪が、改めて先発陣の軸らしい投球を見せる。(山添 晴治)

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