青木 連勝貢献3安打 首位独走中、2位に4ゲーム差

[ 2017年4月27日 05:30 ]

ア・リーグ   アストロズ4―2インディアンス ( 2017年4月25日    クリーブランド )

<インディアンス・アストロズ>5回、右越え適時二塁打を放つ青木(AP)
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 アストロズ・青木は今季初の1試合3安打をマークし、日米通算2000安打へ、あと19本と一気に加速した。3回1死二塁で左前打し、5回無死一、二塁では右越え適時二塁打。9回1死一塁では当たり損ねが幸運な捕前内野安打となった。

 「粘ることもできているし、一発で仕留めることもできている。良い打席が続いている」。指先のわずかな感覚が固め打ちを呼んだ。3回だ。ネクストバッターズサークルで「指のかかりがいまいちでヘッドが寝る」と違和感を覚え、グリップにテーピングされた別のバットに替えた。自らの感覚を信じて痛烈な左前打を放ち、勢いづいた。

 5回は青木の同点打にチームが続き、この回3得点で逆転に導くなど、2連勝にも大きく貢献。2位アスレチックスと4ゲーム差に広げ、首位独走中だ。一方でマリズニクが脳振とうで故障者リスト入りし、代役のヘルナンデスも守備で交錯し負傷交代。スプリンガーも左太腿裏痛を抱え、外野手にケガ人が多い。青木にかかる期待は増しており「ノリ(青木)の活躍が攻撃の起点になっている」とA・J・ヒンチ監督は頼もしげだった。 (小林由加通信員)

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