侍・武田 WBC魔球 シーズン中封印ツーシームで3回無安打零封

[ 2017年2月26日 05:30 ]

2017侍ジャパンオープニングマッチ   侍ジャパン0―2ソフトバンク ( 2017年2月25日    サンマリン宮崎 )

<侍ジャパン・ソフトバンク>ツーシームを投げる武田
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 大谷の代役として侍ジャパンに招集された武田が、先発して3回無安打無失点。大きな収穫を得た。初回1死二塁、柳田を迎えると、変化が大きくなるWBC球でしか投げられない、新球ツーシームを試そうと考えた。

 左打者から遠ざかる球で内野ゴロに仕留めるイメージだったが、初球のスライダーを打たれて三飛。その思惑は外れた。「(柳田に)初球を打たれたので投げられなかった」。それでも初回は21球、2回は12球を投じながら、3回は右打者の甲斐に1ストライクから139キロツーシーム。「真ん中付近から内角に入り、うまく引っ張らせた。意外と右(打者)にも配球できる」。2球で三ゴロに仕留めるなどこの回わずか6球。3回計39球にまとめた。1次ラウンドで「65球」の制限がある中で、上々の結果だ。

 ツーシームだけではない。初回、先頭の中村晃を空振り三振に仕留めたカットボールもWBC球で変化が大きくなった。2死二塁ではツーシームでファウルを打たせたジェンセンをスライダーで空振り三振。「ツーシームとスライダーでワイドに使える」と手応えをつかんだ。「今の時期にあれくらいの投手が、普通に投げたら打たれないよ」と権藤投手コーチも信頼を寄せた。

 菅野、則本、石川と4本柱に期待される武田は3月10日の中国戦(東京ドーム)先発が有力。「今日は負けたけど、世界一を獲れるようチームとして成長できたらいい」。次は3月3日の阪神戦(京セラドーム)先発で最終調整し、いざ本番へ向かう。 (福浦 健太郎)

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