野村 開幕投手に名乗り!ジョンソンとの「競争」に勝つ

[ 2016年12月8日 05:30 ]

ワイキキビーチでパドルボードを楽しんだ野村
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 広島の野村祐輔投手(27)が6日(日本時間7日)、優勝旅行先のハワイからの帰国を前に、来季の開幕投手に名乗りを上げた。16勝3敗の好成績でリーグ優勝に貢献し、最多勝と最高勝率の2冠を獲得した右腕。沢村賞のジョンソンが有力候補だが、緒方監督は野村の発奮を見越してか「競争になる」と明言を避けており、「チャンスがあるならやりたい」と意欲を示した。

 その発言を耳にした瞬間に野村の目は輝いた。来季開幕となる3・31阪神戦(マツダ)の先発投手を問う声に、緒方監督が「新しい顔ぶれの台頭を目指し、その中での競争になる。勝ち切ってスタートに入ってほしい」と語ったことを伝え聞くと、即座に反応した。

 「開幕投手は目指したいところ。チャンスがあるならやってみたい。ポジションを取りたい」

 指揮官の言う「新しい顔ぶれ」が、右腕を指すのは言をまたない。何しろ、今季は16勝3敗、防御率2・71の好成績をマーク。ポストシーズンのDeNA戦、日本ハム戦でも白星を挙げ、チームの勝利に最も貢献してみせた。27歳には名乗りを上げる権利がある。

 「開幕投手はチームのエース。2番手、3番手の投手が務めることはないと思うし、1番手が開幕戦に投げるべき」

 野村に開幕投手のイメージを問うと、そんな答えが返ってきた。昨季の開幕投手で、沢村賞を獲得したジョンソンが筆頭候補か。だが、指揮官は「個人名は挙げない。2月1日になっても言うつもりはない」とも言っており、仕上がり次第で逆転指名の可能性はある。

 ハワイでのV旅行は最終日を迎え、一行はこの日、帰国した。侍ジャパンの一員として、11月11日にあったメキシコとの強化試合に登板した右腕は、当然ながら秋季キャンプに参加しておらず、早期の自主トレ始動に強い意欲を示した。

 「早い時期に体を動かさないといけない。今まで4年間、秋のキャンプをやっていないシーズンはないので。今までやってきたこと、新たに取り組むこと。やるべきことはたくさんある」

 3月に開催されるWBC日本代表に選ばれる可能性もあり、決勝に進んだ場合は22日(日本時間23日)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われる。「選んでもらえたら世界一を狙うチャンス。経験して成長できたら」。開幕投手を務めるとしても、日程的には支障がない。ジョンソンに待ったをかけるか。野村から目が離せない。(江尾 卓也)

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