ヤンキース痛手 救援左腕ミラーが手首骨折 開幕からブルペンピンチ

[ 2016年3月31日 12:35 ]

ヤンキースのアンドルー・ミラー投手 (AP)

 ヤンキースは30日、アンドルー・ミラー投手(30)が右手首骨折と診断されたと発表した。

 ミラーは同日に行なわれたブレーブス戦に登板した際、右手首にライナー性の打球を受けた。X線検査では異常は見つからなかったが、CT検査で骨折と判明。全治は現時点で明らかにされていない。

 救援左腕のミラーは昨季、クローザーとして60試合に登板して3勝2敗36セーブ、防御率2・04という成績。今季はセットアッパーとしての活躍が期待され、クローザーを務める新加入のチャップマンが開幕から30試合の出場停止となる期間は代わりに試合の最後を任される予定だった。

 ヤンキースは開幕からしばらくブルペンが厳しくなりそうだが、ジラルディ監督は「クローザーいなければ、セットアッパーが代わりを務め、その2人ともいなければ、別の投手に最後を任せるさ」とコメント。本来は7回を投げる予定だったベタンセスがクローザーに収まりそうだ。

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2016年3月31日のニュース