智弁学園 延長サヨナラ初優勝!高松商 惜敗 56年ぶりの栄冠ならず

[ 2016年3月31日 14:33 ]

<智弁学園・高松商>サヨナラ打の村上(左から2人目)にかけよる智弁学園ナイン

第88回選抜高校野球決勝 智弁学園2―1高松商

(3月31日 甲子園)
 第88回選抜高校野球大会は31日、甲子園球場で決勝戦が行われ、初めて決勝に進んだ智弁学園(奈良)が延長戦の末、2―1で高松商(香川)にサヨナラ勝ち、春夏通じて初優勝を飾った。

 智弁学園は準決勝に続いて2試合連続サヨナラ勝ち。

 智弁は2回、1死一、三塁でニゴロ併殺崩れの間に1点を先制。11回、2死一塁で6番村上が中越え適時打を放ち、試合を決めた。エースの村上は再三走者を許しながらも、最少失点に抑えて、自らのバットでサヨナラ勝ちを呼び込んだ。奈良県勢の選抜優勝は1997年の天理以来、19年ぶり。

 初回、無死一、三塁の好機をつかんだが、併殺などでつぶした高松商は1点を追う8回、1死二塁で3番米麦が中前適時打を放ち同点に。9、10回に先頭打者が出塁するも得点に結びつかず、56年ぶりの優勝はならなかった。

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