巨人、今季初の延長戦制し開幕6戦5勝!亀井がV打!

[ 2016年3月31日 22:08 ]

<D・巨3>延長11回2死満塁、亀井は右越え適時二塁打を放つ

セ・リーグ 巨人6―4DeNA

(3月31日 横浜)
 巨人が今季初の延長戦にもつれ込んだ接戦を“三度目の正直”でものにした。中盤までの3点リードを追いつかれて延長戦に突入。10回に村田の中越え適時二塁打で勝ち越しながら再び同点とされたが、延長11回に亀井の右越え2点適時二塁打で決着をつけた。前夜の敗戦で連勝は止まったものの、2カード連続の勝ち越しで開幕から6戦5勝とスタートダッシュに成功した。

 4時間超の熱戦。先手を奪ったのは巨人だった。3回、長野、立岡の連続長短打から1死一、三塁とすると、坂本の二ゴロの間に1点を先制。5回には小林の二塁打と犠打で1死三塁とし、長野が左中間二塁打で加点し、7回には菅野の右前打、立岡の四球、坂本の中前打で2死満塁から暴投でリードを3点に広げた。

 先発・菅野は6回までDeNA打線をわずか2安打に抑える無失点投球。7回に突如崩れて筒香に同点3ランを浴びたが、逆転は許さず8回3失点で降板した。9回は2番手・山口が3者凡退に仕留めて勝ち越しを呼び込んだ。延長10回に沢村が失点し試合は振り出しに戻ったが、打線は11回、長野のこの日5安打目となるレフトへの二塁打から2死満塁とし、亀井が右翼フェンス直撃の二塁打で勝利を呼び込んだ。

 DeNAは3点ビハインドの7回に反撃。先頭・荒波が中前打、ロペスが左翼線打で続き無死一、三塁とすると、筒香が右越えに2号3ランを放って一気に追いついた。1点を勝ち越された延長10回、柴田の右前打と下園の四球で2死一、二塁から、荒波が中前にポトリと落ちる適時打で同点に追いつく粘りをみせたが、リリーフ陣が崩れた。

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