智弁学園“鉄腕”村上、4連続完投!初V意識「全部出し切る」

[ 2016年3月31日 05:30 ]

<智弁学園・龍谷大平安>7回2死三塁、久保田を二ゴロに仕留め、雄叫びを上げる村上

第88回選抜高校野球大会第10日・準決勝 智弁学園2―1龍谷大平安

(甲子園)
 智弁学園の村上が1失点で4試合連続完投し、サヨナラを呼んだ。「全部のボールが駄目だった」と苦心の126球。その中で最少失点にとどめ、今大会は36回を投げて2失点(自責1)、防御率0.25の充実ぶりだ。

 「智弁といえば(春夏計3度優勝の)和歌山、と思われることが多い」と初優勝を強く意識。大阪市内の宿舎に戻ると、決勝進出を祝って用意されたカルビの焼き肉を頬張り「決勝は気持ちが強い方が勝つと思う。最後の試合。全部出し切るつもりでやる」と燃えていた。

 ▼楽天・山口哲治プロスカウト(智弁学園77年度卒OB。エースとして76年春、77年春夏に出場)2年春は準々決勝で東洋大姫路に、3年春は準決勝で箕島に負けました。39年かかってようやく僕らを超えてくれた。本当にうれしいですね。

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2016年3月31日のニュース